サポート内容 ブログ お問合せ

ブログ

産後ドゥーラとは|産後の心身を守る頼り方と選び方

産後、退院してわが子と2人きりになった夜。眠れず、涙が止まらない。誰にも言えない、その静けさを、私たちは知っています。

産後ドゥーラとは、産後の女性の家事・育児・心のケアを担う専門職のことです。ギリシャ語で「他の女性に寄り添う経験豊かな女性」を意味し、日本では2012年から一般社団法人ドゥーラ協会が認定制度を運営しています。品川区や世田谷区など、産後ケア事業に組み込む自治体も広がってきました。

本記事では、産後ドゥーラの役割・料金相場・依頼の流れ、そして家事代行との違いを、5つの視点で整理してお届けします。

「赤の他人にこんなこと、頼んでいいのかな」——そう迷う気持ちごと、正面から受け止められるように書きました。少しでもお役に立てれば嬉しく思います。

産後ドゥーラとは|産後の女性に寄り添う専門職のこと

産後ドゥーラは、出産前後の女性のそばに寄り添い、家事・育児・心のケアを一体で担う専門職です。一般社団法人ドゥーラ協会の認定講座を修了した人だけが名乗ることができ、2012年の認定制度開始以降、全国で活動の輪が広がっています。「産後ケアの担い手が足りない」という社会課題に応える存在として、テレビや自治体広報で取り上げられる機会も増えてきました。

産後ドゥーラの3つの特徴

FEATURE 01
専門講座を修了した認定制度
一般社団法人ドゥーラ協会の全12日間の養成講座を修了・認定試験に合格した人だけが名乗れます。
FEATURE 02
家事・育児・心のケアを一体で
調理や掃除だけでなく、授乳のサポート・傾聴まで一人でカバーします。
FEATURE 03
産前から産後3〜4か月の継続伴走
妊娠中の顔合わせから始まり、産後の混乱期を切れ目なく寄り添います。

「ドゥーラ」という言葉の意味と由来

「ドゥーラ(Doula)」は、古代ギリシャ語で「他の女性に寄り添って支える経験豊かな女性」を意味する言葉です。もとは古代ギリシャで、出産を終えた女性のそばで生活を支える女性たちを指す呼び名でした。

現代のドゥーラ制度は、1970年代のアメリカで再定義され、出産に立ち会う「バース・ドゥーラ」と、産後の家庭に入る「ポストパートム・ドゥーラ(産後ドゥーラ)」の2種類に分かれました。日本に導入されたのは前者よりも遅く、産後の孤立が深刻化した2010年代以降のことです。

わたし自身、コントリ株式会社として中小企業の発信を支援するなかで、女性経営者や共働き世帯の産後の困りごとを何度も聞いてきました。「制度はあっても、頼り方が分からない」——その声こそが、この記事を書いた出発点です。

日本での産後ドゥーラの歴史と広がり

日本の産後ドゥーラ制度は、2012年に一般社団法人ドゥーラ協会が設立され、養成講座と認定制度が動き出したのが起点です。品川区が全国に先駆けて公的サポート制度に組み込み、その後、世田谷区・国立市・調布市など複数の自治体が続きました。

熊本県民テレビが2022年に放送した特集「産後ドゥーラって?『子育てはみんなで』孤立しがちな育児に寄り添うシゴト」では、認定ドゥーラが家庭に入って調理や上の子のケアを担う様子が紹介されています。tvk(神奈川)や長野朝日放送でも同様の特集が組まれ、「産後は誰かに頼っていい」というメッセージが広がってきました。

数はまだ足りていません。それでも、認定ドゥーラは年々増えており、都市部を中心に「近くのドゥーラを探せる」状態に近づいています。

認定産後ドゥーラになるための養成講座

認定産後ドゥーラになるには、一般社団法人ドゥーラ協会が開講する養成講座(全12日間・合計90時間前後)を修了し、認定試験に合格する必要があります。カリキュラムは、母子の心身の変化、家事支援、コミュニケーション、産後うつへの理解など多岐にわたります。

コムギ畑代表の勝間塾関連チャンネルでは、実際に養成講座を受けた方の体験談として、「講座を通じて、自分の産後の記憶と向き合った」という声も紹介されていました。専門知識と同じくらい、人生経験そのものが問われる仕事なのです。

品川区公式チャンネル「しながわネットTV」が公開する現役ドゥーラの1日は、朝の訪問前の準備から、家庭での調理・沐浴・傾聴、そして訪問後の記録までを丁寧に映し出しています。派手さはありません。でも、その落ち着いた所作の一つひとつが、産後のお母さんの緊張を静かにほどいていく——そんな仕事です。

産後ドゥーラの3つの役割|家事・育児・こころのケア

産後ドゥーラの仕事は「家事」「育児」「こころのケア」の3本柱で成り立っています。ただ作業を代わりにやるだけではありません。産後のお母さんが「自分を大切にできる時間」を取り戻すお手伝いをするのが本質です。品川区や日本経済新聞の密着取材でも、この3つがバランスよく織り込まれていました。

産後ドゥーラの3つの役割

こころのケア傾聴・情報提供・不安に寄り添う
育児のサポート沐浴・寝かしつけ・上のお子さんの相手
家事のサポート食事づくり・洗濯・掃除・作り置き
全体を「産後の女性の回復と自尊心の回復」が包む——ただ作業を代わりにやるだけでなく、お母さんが自分を大切にできる時間を取り戻す、それがドゥーラの本質です。

家事のサポート|食事づくり・洗濯・掃除・買い出し

産後ドゥーラの家事サポートは、産後のお母さんが動かなくても暮らしが回るように、生活まわり全般に手を伸ばすのが特徴です。食事づくり、洗濯、掃除、必要に応じた買い出しまで幅広くカバーします。作り置きが3〜5食分残るような支援スタイルも多く見られます。

品川区の密着番組では、認定ドゥーラが「今日はこれとこれで、簡単に温められる副菜を作りますね」と、お母さんの体調に合わせて献立を決めていく場面が印象的でした。「今日は少し食べたい」「今日はスープだけでいい」に、そのまま応えられる柔軟さがあります。

一方で、家事の範囲や1回あたりの作業量には物理的な限界があります。3時間の枠でできることには限りがあるため、「魔法使いではありません」と最初に伝えるドゥーラも多いのです。過度な期待ではなく、優先順位を一緒に決めていく姿勢が信頼を生みます。

育児のサポート|沐浴・寝かしつけ・上のお子さんの相手

育児のサポートは、赤ちゃんの沐浴、寝かしつけ、抱っこ、上のお子さんの相手など、お母さんの手が届きにくい部分の代替と補助が中心です。日本経済新聞が2016年に配信した「産後ママをサポート ドゥーラに密着」の映像では、上のお子さんが焼きもちを妬かずに済むよう、ドゥーラが一緒に工作している場面がありました。

赤ちゃんだけでなく、上のお子さんに「我慢をさせない」時間を作れるのが、産後ドゥーラの静かな強みです。お母さんが下の子に集中できるあいだ、上の子はドゥーラと絵本を読み、お絵描きをして過ごす——その30分が、家族全員の呼吸を整えます。

熊本県民テレビの特集で紹介されていたお母さんは、「上の子が寂しさを言葉にできず不安定になっていたが、ドゥーラが来るようになってから穏やかになった」と語っていました。育児サポートは、赤ちゃんだけでなく、家庭全体の関係性に効いていきます。

こころのケア|話を聴く・情報提供・不安に寄り添う

こころのケアは、産後ドゥーラの仕事の根っこにあたる部分です。話を聴く、共感する、必要な情報を渡す、不安を否定しない——すべては「産後うつのサインを早めにキャッチし、孤立を防ぐ」ための行為でもあります。SBC信越放送のニュース特集では、産後うつを経験した女性が自らドゥーラを開業した事例が紹介されていました。

「今日は何も話したくない」も、「延々と話したい」も、どちらも受け止められる関係性。『家事代行なんて、主婦失格』そう思う方もいるかもしれません。でも、違います。頼ることは、弱いことじゃない——この価値観をそっと差し出せるのが、こころのケアの静かな力です。

私たち第二の実家でも、サポーターがキッチンで作り置きを進めながら、お母さんの話を静かに聴く時間が、実は最も感謝されることを何度も経験してきました。目の前の家事と、暮らし全体を”ひとつながり”にする——その入口が、こころのケアです。

産後ドゥーラを頼りたくなる、こんな瞬間

「頼ってもいいのかな」と迷っている方の背中を、少しだけ押させてください。ここでは、産後ドゥーラを頼ってよかったと感じる代表的な3つの瞬間をお伝えします。厚生労働省の調査によれば、産後うつは母親の約10%が経験するとされ、abnステーションの特集でも「10人に1人」と紹介されていました。あなただけが感じているつらさではありません。

産後ドゥーラが寄り添う夜の窓辺、柔らかな間接照明の静かな室内

産後1〜2か月、眠れず涙が止まらない夜

産後1〜2か月は、女性ホルモンが妊娠前の状態に戻る途中で、心身がもっとも揺らぎやすい時期です。3時間おきの授乳、乳腺のつまり、会陰の痛み、寝不足。そこに「かわいいと思えない自分」への罪悪感が重なると、涙は止まらなくなります。

ABEMA Prime『【産後うつ】10人に1人が経験?うまくいかない現実とキラキラSNSにギャップも?』では、当事者が「眠れないのに、寝てはいけない気がしていた」と語っていました。眠っていいのに、頼っていいのに、その許可を自分に出せない——これが産後の一番苦しいところです。

産後ドゥーラは、その「許可」をそっと差し出す存在です。冷蔵庫の中身を確認しながら、「今日は少し眠りましょう。作り置きは私がやっておきますね」と言ってくれる誰か。それは、精神安定剤みたいなもの、と表現するお母さんもいます。

上のお子さんに我慢をさせている、と感じるとき

2人目・3人目の産後は、下の子のお世話に手を取られ、上のお子さんへの罪悪感が重なる時期です。「ママ、抱っこ」に応えられない自分を責めてしまう夜が、必ずやってきます。頑張りが足りないのではありません。「家族の中でなんとかする」というやり方そのものに、限界が来ているだけです。

熊本県民テレビの特集で紹介されていたご家庭では、産後ドゥーラが来ている数時間、上のお子さんはドゥーラとブロックで遊びながらお母さんの安心した顔を見て、少しずつ表情が柔らかくなっていきました。お母さんが下の子と穏やかに向き合えるだけで、家族全員の空気が変わる——それがドゥーラの効き方です。

きょうだいで気持ちを分け合える距離感。ここに、産後ドゥーラの静かな力が宿ります。

里帰りが終わり、パートナーも仕事に戻ったあと

里帰りが終わった直後、あるいはパートナーの育児休業が明けた直後は、産後の孤立感がもっとも深くなる時期です。1日、大人の声を聞かない日が続きます。宅配便のドライバーが今日唯一話した相手、という日も珍しくありません。

赤の他人にこんなこと、頼んでいいの?——そう思うのは、あなたが真剣だからです。お金を払うからこそ、率直に頼めるという自由もあります。家族に頼むと、気を使う。やってもらっているのに、文句は言えない。対価を払う関係だからこそ、「ここをもう少しお願いします」と言える——これは、我慢の対極にある自由です。

私も、同じでした。

「家族の中でなんとか」には、必ず限界が来ます。産後ドゥーラや家事代行は、その限界にそっと橋を架ける存在です。

産後ドゥーラの料金相場と利用時間の目安

産後ドゥーラの料金は、1時間あたり4,000〜6,000円が一つの目安です。地域やドゥーラ個人によって幅がありますが、自治体の産後ケア事業や助成金と組み合わせられるケースもあるため、費用面で諦めずにまず相談してみてください。SBC信越放送で紹介された長野の産後ドゥーラ事業者では、自治体連携で自己負担を大きく減らせる例が報じられていました。

以下に、料金・時間の目安を整理しました。

項目相場の目安備考
1時間あたり4,000〜6,000円地域・ドゥーラ個人で幅
1回の訪問3〜4時間最短2時間からのケースも
初回相談無料〜3,000円対面/オンライン選択可
交通費実費(500〜2,000円)近隣は無料の場合も
自治体補助1回あたり数千円〜1万円品川区・世田谷区など
※出典:一般社団法人ドゥーラ協会 料金目安/各自治体産後ケア事業案内(2024年時点)

1時間あたりの料金相場(4,000〜6,000円が目安)

産後ドゥーラの1時間あたりの料金は、多くが4,000〜6,000円の範囲に収まります。研修時間の長さと、家事・育児・心のケアという3領域をカバーする専門性を踏まえた設定です。1回3〜4時間の訪問が一般的なので、1回あたり12,000〜24,000円が目安になります。

高いと感じられるかもしれません。でも、「もっと早く頼めばよかった」——これは、実際に利用した方から最も多く聞かれる声でもあります。産後の3か月は、その先の何十年の家族関係の土台になる時期。頑張りきれずに関係性を壊してしまう前に、外の力を借りるという選択肢は、決して贅沢ではありません。

初回訪問・交通費・キャンセルポリシー

初回訪問は無料または3,000円程度の相談料でスタートし、契約後に本サポートに入るスタイルが一般的です。交通費は実費(近隣なら500〜2,000円程度)が別途かかることが多く、遠方の場合は事前確認が欠かせません。

キャンセルポリシーはドゥーラごとに異なります。産後は体調が急変しやすいため、「前日までのキャンセルは無料、当日は50%」など柔軟な設定を明示しているドゥーラを選ぶと安心です。契約書に書かれていなければ、遠慮せず口頭で確認してください。誠実なドゥーラなら、笑顔で答えてくれます。

自治体の産後ケア事業・助成金の活用例

品川区・世田谷区・国立市・調布市など、複数の自治体が産後ドゥーラを産後ケア事業や助成制度に組み込んでいます。品川区の「保育・家事支援サービス(産後ドゥーラ)」では、利用料金の一部を区が助成しており、自己負担を大きく減らせます。

自治体によって対象条件(第1子/第2子以降、月齢、所得等)は異なりますが、「使えない」と決めつけずに、母子手帳を受け取った時点で、まず自治体の子育て支援窓口へ問い合わせるのがおすすめです。SBC信越放送で紹介された長野の事業者も、地元自治体との連携で費用面のハードルを下げていました。

「自分は対象じゃないだろう」と諦める前に、一度だけ電話をかけてみる。それだけで景色が変わることがあります。

産後ドゥーラと他サービスの違い|家事代行・産後ヘルパー・助産師

「産後ドゥーラ」と似たサービスに「家事代行」や「産後ヘルパー(自治体派遣)」があります。どれが正解ではなく、あなたの状況と困りごとに合わせて選んでいいのです。それぞれ得意分野と料金体系が異なるので、組み合わせて使うご家庭も増えてきました。私たち第二の実家は家事代行の立場から、それぞれの違いをフラットにお伝えします。

産後ドゥーラ・家事代行・産後ヘルパーの違い

比較観点産後ドゥーラ家事代行産後ヘルパー(自治体)
得意分野 母子ケア専門 家事全般 日常家事
料金/時 4,000〜6,000円 2,500〜4,000円 数百〜1,500円
こころのケア
専門性 認定制 経験値 研修
予約のしやすさ 産前推奨 産後もOK 申請制

産後ドゥーラの強み|専門知識と心のケア

産後ドゥーラの最大の強みは、産後の母子に関する専門知識と、心のケアまで含めた一体対応です。授乳の姿勢の相談、乳腺のケア、赤ちゃんの発達の目安、産後うつのサイン——医療ではないけれど、母子の変化を理解した上で寄り添える存在は、他にはあまりいません。

一方で、料金は3サービスの中でもっとも高めです。担当できるドゥーラの数もまだ限られており、都市部以外では見つけにくいのが実情。妊娠中から予約する必要があるケースも多く、「産後に急に頼みたい」への対応力はやや弱いのが正直なところです。

家事代行の強み|家事を丸ごと預けて休める

家事代行の強みは、家事を丸ごと預けられる気軽さと、比較的マッチしやすい料金帯です。1時間あたり2,500〜4,000円が相場で、産後ドゥーラより1〜2割ほど抑えられるケースが多くあります。

私たち第二の実家は、人生経験豊かなシニアサポーターが、実家のばあちゃんのような距離感で寄り添う家事代行です。冷蔵庫を開けて、いまある食材でメニューを考え、無理のないお料理サポートを届けます。買い物はお客様にお任せ——サポーターは”今あるもの”で力を発揮する、というスタイルです。「おせっかいという名の深い寄り添い」を、静かに置いていく。

医療的な相談には答えられません。それでも、話を聴くこと、上の子と少しだけ遊ぶこと、キッチンに立って生活を回すことなら、十分にできます。

自治体の産後ヘルパー|料金負担が軽い公的支援

自治体の産後ヘルパー派遣は、料金負担が軽く、多くの区市町村で1時間あたり数百円〜1,500円程度の自己負担で利用できる制度です。所得に応じた減免があり、生活保護世帯や住民税非課税世帯は無料になるケースもあります。

一方で、利用回数の上限(産後4〜6か月まで、1日2時間×20回など)や、担当ヘルパーを指名できないなどの制約があるのが実情です。「産後ドゥーラや家事代行ほど心のケアには踏み込まないが、家事の即戦力として頼れる」——そう位置づけるとちょうどいい存在です。

3つを併用してもかまいません。むしろ、頼れる先を一つに絞らない方が、産後は楽になります。

助産師・産後ケアリスト・ベビーシッターとの違い

産後に頼れる相手は、家事代行と産後ヘルパーだけではありません。「うちに合うのはどれ?」を選ぶには、それぞれの守備範囲を知ることが近道です。ここでは、産後ドゥーラと混同されやすい3つの職種との違いを整理します。

産後ドゥーラと混同されやすい3職種の比較
比較軸 産後ドゥーラ 助産師 産後ケアリスト ベビーシッター
主な役割 生活全般+心のケア 母体・乳児の医療的ケア 産後の生活・心のケア 子どものお世話
医療行為 × × ×
家事範囲 広い × ×
料金目安(/時) 4,000〜6,000円 4,000〜8,000円 3,000〜5,000円 1,500〜3,000円
訪問時間 3〜4時間 1〜2時間 2〜4時間 2〜8時間

助産師は国家資格を持つ医療職で、産後の母体・乳児の健康を医学的に見ることができます。乳房ケア、体重測定、産後の身体トラブルの相談などが得意領域です。一方、産後ドゥーラは民間資格で、医療行為は行いません。ただし、その分「生活まるごと」に踏み込めるのが強みです。両者は”どちらか”ではなく、併用する家庭も少なくありません。助産師さんに医療面を、ドゥーラに暮らしを、と役割を分けるイメージです。

産後ケアリスト」は、日本能力開発推進協会(JADP)認定の民間資格で、産後ドゥーラと似た支援を担います。違いは訓練内容とネットワーク。ドゥーラ協会は独自の長期研修と実技試験を課しており、“産後ケアに特化した深さ”を重視しています。

ベビーシッター」は、赤ちゃんや上のお子さんのお世話が主な仕事です。産後ドゥーラは家事+育児+話し相手が三点セットである点が違います。どれが上ということではなく、いま自分がいちばん手放したいものは何か——そこから逆算して選んでください。

無料プレゼント

いま人に頼っていいことを、整理してみませんか

産後は、頼り先を探す体力そのものが残っていないものです。何をお願いできるのかを先に見える形にしておくと、いざというときに楽になります。全6ページのチェックリストを無料でお配りしています。

チェックリストを無料で受け取る → お名前とメールアドレスだけで受け取れます/売り込みはいたしません

産後ドゥーラの探し方と依頼までの流れ

「頼んでみたい」と思ったら、次のステップに進んでいきましょう。焦らなくて大丈夫です。多くのお母さんは妊娠20〜30週で問い合わせ、契約に進みます。産後になってからでも間に合いますが、産前のうちに顔合わせを済ませておくと、産後の心理的ハードルがぐっと下がります。

産後ドゥーラを頼むまでの4ステップ

STEP 1
協会サイトで検索
ドゥーラ協会公式サイトで地域別に認定ドゥーラを検索。写真・自己紹介から数人選ぶ。
STEP 2
初回相談
対面またはオンラインで顔合わせ。妊娠20〜30週が理想の時期です。
STEP 3
契約と日程調整
料金・キャンセルポリシーを書面で確認。鍵の受け渡しも決めておく。
STEP 4
初回訪問サポート
退院日または翌日から。3〜4時間の枠で家事・育児・こころのケア。

ドゥーラ協会の公式サイトから検索する方法

認定産後ドゥーラは、一般社団法人ドゥーラ協会(doulajapan.com)の公式サイトで、地域別に検索が可能です。都道府県・市区町村を選ぶと、その地域で活動している認定ドゥーラのプロフィールが表示されます。

写真、自己紹介、対応可能エリア、得意分野が載っているので、「話しやすそう」と感じる方を数人ピックアップするところから始めてください。直感で「この人なら大丈夫」と思える方に、迷わず問い合わせるのがおすすめです。相性は、口コミ以上に大切な指標だからです。

自治体によっては、産後ケア事業の登録ドゥーラを別途リスト化しているところもあります。母子手帳交付時に一緒に案内される場合も多いので、書類を捨てずに一度目を通してみてください。

初回相談で確認しておきたい3つのこと

初回相談では、①料金と時間の目安、②できることとできないこと、③キャンセルポリシー——この3つを必ず確認してください。特に②は、遠慮せず具体的に聞いた方が、後で「思っていたのと違う」を防げます。

たとえば、「調理は作り置き中心ですか、その日の食事も作りますか」「上の子の保育園送迎はできますか」「授乳のアドバイスまで踏み込みますか」。ドゥーラの得意分野は、意外と幅があります。「魔法使いではありません」と最初に言ってくれるドゥーラは、期待値を丁寧に整えてくれる誠実な人です。安心して選んでください。

3人目までは会って、それでも「なんとなく」の違和感が残ったら、無理に契約しなくても大丈夫。相性は、頼み続けられるかどうかを決める土台です。

契約から当日サポートまでの流れ

契約は、書面またはPDFの契約書を交わすのが一般的です。料金、キャンセルポリシー、対応内容、期間などを明記します。当日サポートは、産後の退院日または退院翌日から始めるケースが多く、事前に鍵の受け渡し方法や、家族への連絡ルートも決めておきます。

ドゥーラ協会代表の宗祥子氏と、元品川区議・高倉良生氏の対談動画では、「産後ケアの重要性」を踏まえて、「妊娠中の顔合わせで、家の間取りやパートナーとの関係性まで共有しておくと、当日の動きがスムーズになる」という実務的なアドバイスも紹介されていました。

事前準備は、不安を減らすための儀式でもあります。焦らず、順番に進めてください。

私たち第二の実家ができること|家事代行という頼り方

産後ドゥーラの手が届かない地域や日程、あるいは「もう少し肩の力を抜いて頼めるところがほしい」という声にお応えするのが、私たち第二の実家(daininojikka.com)です。人生経験豊かなシニアサポーターが、実家のばあちゃんのような距離感で寄り添う家事代行サービスとして、東京・武蔵野エリアを中心にご家庭を訪問しています。

自然光の差し込む家庭的なキッチンと産後ドゥーラの温かな雰囲気

冷蔵庫にあるもので作る、無理のないお料理サポート

第二の実家のお料理サポートは、冷蔵庫を開けて、いまある食材でメニューを考えるところから始まるのが特徴です。買い物代行は行いません。お買い物はお客様にお任せし、サポーターは”今あるもの”で力を発揮します。理由は、「シニアの知恵」=限られた食材を活かして料理する力こそが、私たちの一番の強みだからです。

「昨日買ったキャベツと、常備の卵と、冷凍のひき肉があるから、今日は餃子とスープにしましょうか」。おばあちゃんの台所仕事が、そのままご家庭のキッチンに立ち上がる——それが、第二の実家のお料理サポートです。産後、献立を考える気力すら湧かない日にこそ、この力がありがたく感じてもらえます。

もったいない文化を大切にしながら、無駄なく作り置きを積み上げていく。この静かな時間が、お母さんの緊張をゆっくり解いていきます。

「おせっかいという名の深い寄り添い」を大切に

第二の実家のサポーターが大切にしているのは、「おせっかいという名の深い寄り添い」です。ただ家事を代わりにやるだけではなく、産後のお母さんの表情の変化、上のお子さんの様子、パートナーとの関係性の空気——生活まわりの全部を、静かに見守っています。

「私、こんなに楽になったのよ」——これは、実際にご利用いただいているお母さまが、お友だちに話してくださった言葉だそうです。霧が晴れるようにほっとする、精神安定剤みたいなもの——そう表現してくださる方もいます。

私たちは魔法使いではありません。3時間の枠の中でできることには限りがあります。それでも、目の前の家事と、暮らし全体を”ひとつながり”にすること。バラバラだった悩みが1本につながっていく瞬間を、一緒に味わうことはできます。

産後ドゥーラと併用してくださっているご家庭の例

私たち第二の実家では、産後ドゥーラと家事代行を併用してくださっているご家庭も少なくありません。たとえば、産後1〜2か月は認定ドゥーラに授乳や心のケアを中心に頼み、3か月目以降は第二の実家のシニアサポーターに切り替えて、上のお子さんが小学校に上がるまで長くお付き合いを続ける——そんな形です。

産後ドゥーラの支援期間には期限があります。第二の実家は、その先の「暮らしの伴走者」として、世代を超えて活かし活かされる関係性を、ゆっくり育てていける存在でありたいと願っています。頼れる先は、一つに絞らなくて大丈夫——このメッセージが、この記事で一番お伝えしたかったことです。

もし気になることがあれば、第二の実家のお問い合わせページから、雑談のような1通のメッセージでかまいません。「まだ産まれていないのですが」も、大歓迎です。

産後ドゥーラに関するよくある質問

初めて依頼するときの不安や疑問を、代表的なものにまとめました。ここに載っていないことも、遠慮なくお近くのドゥーラや私たち第二の実家にご相談ください。あなたの状況に合わせて、一緒に考えていきます。

産後ドゥーラに関するよくある質問

産後ドゥーラは何週目から利用できますか?
産後すぐ(退院当日)から利用できます。妊娠中からの予約が一般的で、産後3〜4か月まで継続的にサポートします。妊娠20週前後で相談しておくと安心です。
産後ドゥーラと家事代行はどう違いますか?
産後ドゥーラは『産後女性のケア』専門職で、家事・育児に加え心のケアや情報提供までを担います。家事代行は家事の代行が中心。第二の実家のような育児サポートに理解のある家事代行もあります。
産後ドゥーラと助産師は何が違いますか?
助産師は国家資格で、医療的なケア(乳房ケア・体調管理など)が中心です。産後ドゥーラは医療行為はせず、家事・育児・心のケアをまるごと支える生活の伴走者。”どちらか”ではなく、役割を分けて併用する家庭も多くあります。
料金の目安と、自治体の補助はありますか?
1時間4,000〜6,000円が目安。品川区・世田谷区・国立市など、自治体の産後ケア事業で費用の一部を補助しているケースもあります。母子手帳交付時に窓口へ問い合わせを。
パートナーが在宅していても大丈夫?
問題ありません。むしろ「母親だけが頑張らなくていい」というメッセージにもなります。休日に頼んで家族で少し外出する使い方も人気です。
産後ドゥーラが見つからない地域はどうしたら?
オンライン相談対応のドゥーラ/②自治体の産後ヘルパー派遣/③第二の実家のような家事代行、を組み合わせるのがおすすめ。頼れる先は一つに絞らなくて大丈夫です。

Q. 産後ドゥーラは何週目から利用できますか?

産後ドゥーラは、産後すぐ(退院当日)から利用できます。多くの認定ドゥーラは妊娠中からの予約を受け付けており、産後3〜4か月ごろまで継続的にサポートするケースが一般的です。妊娠20週前後で相談しておくと、産後の不安が大きく減ります。

産後になってから探し始めても、地域によっては十分間に合います。「もう遅いかも」と諦めないでください。1本の電話・1通のメッセージが、次の眠りを守ります。

Q. 産後ドゥーラと家事代行はどう違いますか?

産後ドゥーラは『産後の女性のケア』を専門とする専門職で、家事・育児だけでなく心のケアや情報提供までを担います。家事代行は家事を代行する専門サービスで、育児サポートや心のケアは基本的には含まれません。

ただし、私たち第二の実家のように「育児サポートに理解のある家事代行」もあります。産後ドゥーラが見つからない地域や、期間終了後の暮らしの伴走を求める方には、家事代行を組み合わせるという選択肢がおすすめです。

Q. 産後ドゥーラと助産師は何が違いますか?

助産師は国家資格で、医療的なケア(乳房ケア・体調管理など)が中心です。産後ドゥーラは医療行為はせず、家事・育児・心のケアをまるごと支える生活の伴走者にあたります。

両者は”どちらか”を選ぶものではなく、併用しているご家庭も多くあります。助産師さんに身体のことを、ドゥーラに暮らしのことを——役割を分けて、両方に頼るという選択もあります。似た立場に「産後ケアリスト」(JADP認定の民間資格)もありますので、迷ったら本文の比較表も参考にしてください。

Q. 料金の目安と、自治体の補助はありますか?

1時間あたり4,000〜6,000円が一つの目安ですが、地域や個人によって幅があります。品川区・世田谷区・国立市・調布市など、自治体の産後ケア事業や独自の助成制度で費用の一部を補助しているケースもあります。

お住まいの自治体の子育て支援窓口に、母子手帳交付時に一度だけ問い合わせてみてください。「自分は対象じゃない」と決めつけずに、まず聞いてみる——それだけで景色が変わる方が本当に多いのです。

Q. パートナーが在宅していても大丈夫ですか?

問題ありません。パートナーが在宅していても、育児休業中でも、産後ドゥーラは利用できます。むしろ「母親だけが頑張らなくていい」というメッセージにもなるため、家族全員で使うつもりで検討してみてください。

パートナーが仕事に戻ったあとの平日はもちろん、パートナーが在宅する休日にドゥーラを頼み、家族3人(あるいは4人)で少しだけ外出してもらう時間を作る——という使い方も人気です。頼り方に、正解はありません。

Q. 産後ドゥーラが見つからない地域はどうしたら?

全国どこでも見つかるわけではないため、お住まいの地域にドゥーラがいない場合は、①オンライン相談に対応しているドゥーラ、②自治体の産後ヘルパー派遣、③私たち第二の実家のような家事代行、を組み合わせるのがおすすめです。

頼れる先は一つに絞らなくて大丈夫。「家族の中でなんとか」には、必ず限界が来ます。そう気づいたときに、選択肢の引き出しを1つでも2つでも持っておく——それが、産後を穏やかに越えるコツだと私たちは考えています。

第二の実家のサービス紹介ページとして、サービス内容料金プランよくあるご質問もご用意しています。産後の頼り方に迷ったら、雑談のような1通のメッセージで、いつでもご連絡ください。

大変な時期です。でも、一生の中でとても大事な時期でもあります。

だから——1人で頑張らないで、1人で諦めないでください。

あなたの笑顔が、子どもたちの未来を作ります。まず、あなたが幸せになってください。

少しでも気になることがあれば、いつでもご相談ください。

まずは、話すだけでも ご相談無料

少しでも気になったら、まずご連絡ください。第二の実家がお待ちしています

「うちは頼むほどでもないかもしれない」——そう思って、連絡をためらう方がいちばん多いです。何をお願いできるのか、どんな人が来るのか。まずは今の暮らしをお聞かせいただくところから、はじめませんか。

  • いまの状況をお話しいただくだけでも大丈夫です
  • はじめてのご訪問には、代表が必ず同行します
  • 無理におすすめすることはありません
無料相談フォームへ →

ご相談は無料です。しつこい営業はいたしません

関連記事

ページ上部へ戻る