「今日はこれを作ろう」と決めていたのに、いざ台所に立つと材料が足りない。共働きで毎日の食事づくりに追われていると、そんな場面はよくあると思います。先日、埼玉県内のご家庭にお料理のサポートで伺ったときも、まさにそんなことがありました。買い足すのではなく、お家にあるもので献立を組み替えてみた日のお話です。あくまで一例ですが、ご家庭でのヒントになればうれしいです。
こんなこと、ありませんか?
じゃがバターのつもりが、バターが見当たらない
この日は、ご家族からいくつかリクエストをいただいてのお料理サポートでした。お肉を使ったメインのおかずや、野菜をしっかり摂れる副菜など、日々の食卓に並ぶものが中心です。
そのなかに、じゃがいもを使った一品がありました。シンプルにじゃがバターにしようと思っていたのですが、台所を探してもバターが見当たりません。
買い足すという選択肢もあります。ただ、その一品のためだけに外に出るのも、なかなか大変です。そこで、お家にあるもので形を変えられないかを考えてみることにしました。
同じ材料で、別のかたちにできないかを考える
主役の材料はじゃがいもで変わりません。ならば、バターを使わない方向に組み替えればいい。そう考えて、この日はジャーマンポテトにしてみることにしました。
じゃがバターとジャーマンポテトは、味の方向はちがっても、じゃがいもをおいしく食べる一品という点では同じです。「作れない」で終わらせずに、「じゃあ、どうしようか」と考えるほうへ切り替えてみた、という感じでした。
Before
じゃがバターにしようとしたら、バターが見当たらない
After
お家にあるもので、ジャーマンポテトに切り替えてみた
💡 ちょっとしたヒント
足りないものを探すより、「主役の材料は何か」から考えると、切り替え先が見つかりやすくなることがあります。もちろん、ご家庭にあるものによって変わりますので、あくまで一例です。
思いどおりにいかないことも、正直あります
この日は、ロールキャベツのリクエストもいただいていました。ところが、キャベツがしっかりと硬く、葉を一枚ずつはがすのがなかなか大変でした。
やぶれないように慎重に、と思っても、思うようにはいきません。正直なところ、少し手こずった時間でした。サポーターも完璧ではありませんし、こうした場面はどうしても出てきます。
使いにくくなってしまった外側の葉は、そのままにせず、お家のワンちゃん用にご用意しました。うまくいかなかったところも、別の形で活かせるとほっとします。
お昼のひととき、お子さんと過ごした時間
この日は、お子さんもお家にいらっしゃいました。お昼には焼きうどんをご用意したところ、しっかり完食して、そのあと学童へ出かけていきました。
台所にいる間は、ずっとおしゃべりが続いていました。パパがお仕事中で静かに過ごしていた反動もあったのかもしれません。
以前お会いしたときよりも、ずいぶんしっかりされていて、子どもの成長の早さに驚かされました。ごはんを用意するだけの時間ではなく、そんな変化に立ち会えるのも、うれしい時間です。
その日の台所に合わせて、一緒に考える
この日にできたのは、特別なことではありません。バターがないから別の一品にしてみる、うまくはがせなかった葉を別の使い道に回す。その場の状況を見ながら、できることを選んでいっただけです。
それでも、「作れないから、なし」ではなく「じゃあ、どうしようか」と考える余白があると、日々の食事づくりは少しだけ気楽になるのかもしれません。ご家庭ごとに事情も冷蔵庫の中身も異なりますので、ここでご紹介したのも、あくまで一例としてご覧いただけたらと思います。
『第二の実家』のお料理サポートについて
『第二の実家』では、ご家庭に伺ってのお料理のサポートを行っています。リクエストをうかがいながら、その日のお家の状況に合わせて、できることを一緒に考えていきます。
サポート内容はご家庭の状況やご要望によって異なります。「こんなことをお願いしてもいいのかな」ということでも大丈夫です。ご相談の中で、あなたのご家庭に合ったサポートを一緒に考えていきます。まずはお気軽にご相談ください。