夏休み。「お手伝いしたい!」とキッチンに寄ってくるお子さんに、「今日は急いでいるから、また今度ね」と言ってしまったこと、ありませんか。気持ちはうれしいけれど、時間も余裕もないときは、つい手が出てしまうものですよね。先日、千葉県内のご家庭でお料理のサポートに伺ったとき、きょうだいのおふたりが一緒にキッチンに立ってくれました。あくまで一例ですが、夏休みのヒントになればうれしいです。
こんなお悩み、ありませんか?
夏休みの「お手伝いしたい」は、実はチャンスかもしれません
お子さんがキッチンに興味を持つ時期は、ご家庭によってさまざまです。ただ、夏休みのように家で過ごす時間が長くなると、「やってみたい」という気持ちが顔を出しやすくなるように感じます。
とはいえ、平日の夕方に付き合うのは、正直むずかしいですよね。手が止まる、汚れる、時間がかかる。「今日はごめんね」となってしまうのは、決して悪いことではないと思います。
だからこそ、少しだけ時間に余裕がある日や、誰かの手が入っている日は、お子さんの「やりたい」に付き合ってみるいい機会なのかもしれません。
まずは、子ども部屋に招待されました
この日は、お子さんたちのリクエストをうかがってのお料理でした。ハンバーグと、鮭の包み焼き。それに、夏においしい野菜を使ったおかずを何品か添えることに。
キッチンに立つ前に、まず案内されたのは子ども部屋でした。「見て見て」と大切なものを見せてもらう時間。ここでちゃんと打ち解けられたことが、そのあとのキッチンにつながったのだと思います。
そのあと、おふたりが自然と「やりたい」と言ってくれて、野菜のカットから一緒に始めました。
こねる、包む。手を使う工程は任せてみる
お手伝いをお願いしたのは、手を動かす工程です。ハンバーグは、自分たちでこねて、丸めてもらいました。できあがったのは、大きいものも小さいものも混ざった、いろいろな形のハンバーグ。そろっていないのが、かえっていい味でした。
鮭の包み焼きは、鮭に塩麹をふりかけて、野菜の上にのせ、クッキングシートでくるむ工程を担当してもらいました。包む作業は、お子さんにも取り組みやすい様子でした。

▶ この日、一緒にやってみたこと
💡 ちょっとしたヒント
「こねる」「丸める」「包む」など、手で触れる工程はお子さんにお願いしやすい部分です。形がふぞろいでも、それはそれでおいしそうに見えるから不思議です。お子さんの年齢や様子によって向き不向きはありますので、あくまで一例としてご覧ください。
「自分で作った」があると、食卓が少し変わる
リクエストしたメニューを、自分たちの手でしっかり作りきってくれました。食べるときの気持ちも、きっといつもと少し違ったのではないかと思います。
こうしたお手伝いは、実は特別なことではありません。別のご家庭でも、サポーターが伺うタイミングでお子さんが一緒にキッチンに立ってくださることがあります。「今日はお料理の日だ」と分かっていると、参加しやすいのかもしれません。
もちろん、いつもうまくいくとは限りませんし、サポーターも完璧ではありません。その日の気分で乗ってこないこともありますし、途中で飽きてしまうこともあると思います。それでも、「やってみる?」と声をかけられる余白があること自体が、夏休みのちょっとした贈り物なのかもしれません。
お手伝いの積み重ねは、大人になってからの暮らしにつながる
子どものころから、家事が生活の中に当たり前にあること。それは、大人になって自分の暮らしを整えるときのハードルを、少し下げてくれるのではないかと感じています。料理も、片づけも、いきなりできるようになるものではありません。
とはいえ、毎日の中でお子さんのお手伝いに付き合う余裕を持てるご家庭は、そう多くないと思います。それは決して、頑張りが足りないからではありません。時間も手も、単純に足りないだけなのだと思います。
だからこそ私たちは、ママの代わり、おばあちゃんの代わりとして、家事のお手伝いだけでなく、暮らしの文化をお子さんに手渡していくお手伝いもしています。切る、こねる、包む。そんな小さな時間の積み重ねが、いつかお子さんの暮らしを支えてくれたらうれしいです。
『第二の実家』のお料理サポートについて
『第二の実家』では、ご家庭に伺ってのお料理のサポートを行っています。ご家族の好みやリクエストをうかがいながら、その日のごはんやまとめての作り置きをお手伝いします。この日のように、お子さんが加わってくれることもあります。
サポート内容はご家庭の状況やご要望によって異なります。「こんなことをお願いしてもいいのかな」ということでも大丈夫です。ご相談の中で、あなたのご家庭に合ったサポートを一緒に考えていきます。まずはお気軽にご相談ください。